読みにくいから、読まれないのです!
当然のことながら、作るからにはみんなに読んでいただきたいですよね。
いや、むしろ無理矢理にでも読ませたいくらいですよね。
しかし、読ませるためには様々なポイントを工夫して、より一層読みやすくする必要があります。
「記事内容」「写真」「文章」「ページ数」「デザイン」「紙質」「形状」「配布時間」などなど、
工夫すべきポイントを上げたらキリがないほどですが、
ここでは、紙面のほとんどを占める『文字』について、読みやすくする工夫を5つ紹介します。
- 〈1〉見出しタイトルは本文の1.5倍~2倍の大きさにする。
ななめ読みという言葉がありますが、見出しだけを次々に拾い読みし、
興味があるものだけ本文を読む人がいます。その場合、
本文と見出しが同じ大きさでは、まるで社内文書のようで興味も薄れてしまいます。
- 〈2〉書体を多用しない。
書体を多用しているものは企画書などによく見られます。
いろんな書体を使った方が、それぞれが目立っていいと思いがちですが、
実はお互いをつぶしあって逆効果なんです。
見せ方のポイントはメリハリが一番大切です。
- 〈3〉本文の大きさは全体を9pt〜11ptで統一する。
紙面に対する文字量によっても変わりますが、9pt〜11ptで統一しましょう。
見出し、本文など、ページによってバラバラで読みにくくなります…。
- 〈4〉キャプションは5pt以下は避ける。
写真説明などのキャプションですが、その意味を正確に伝えるためにあります。
簡潔かつ分かりやすい内容で必ず入れましょう。
その際に5pt以下にしないように注意しましょう。
- 〈5〉内容に合った書体を選ぶ。
書体はそれぞれイメージを持ってます。堅いイメージ、楽しいイメージなど様々です。
真面目な挨拶文には明朝系を、楽しいペット紹介などには丸系などを選ぶことで
内容と書体のイメージが一致し、読みやすくなります。